仕事に行くより死を選ぶくらいなら堂々と逃げ出せばいい

全然管理できていないブログだけど、久しぶりに更新。
元々は下のリンク先のブログに関しての感想をFacebookに書こうと思っていたのだけど、思いがけず長くなってしまったのと、内容が重くなってしまった感じがあるので、今の自分の気持ちの忘備録としてこちらに書くことにしました。
 
 

数年前に月の残業時間が75時間を超える時期が3ヶ月ほど続いたことがあり、その時は明確に長時間労働がもたらす心身への悪影響を実感した。
 
同時に、普段は同じ職場にいない直属の上司に
「なんでそんなに残業時間が多いんだ?」と言われたことがきっかけで、組織に対する意識は大幅に変わった。
 
余談だけど、その上司とはその後同じ職場で働くようになった。
その頃自分の業務内容は大分心身的には負担の少ない所に移されていたけど、自分の仕事を引き継いでくれた後輩の状況が以前の自分とあまり変わっていない上に、件の上司はその後輩にも同様の台詞を吐いていたことがわかった。
あくまで自分からみた判断でしか無いけど、結局その上司は夜の付き合いが大事で、自分は残業もしないし、残業が多い職員の実態を見ようともしないし、やらなくていい事の判断(早く帰すための管理)も出来ないんだな、というのが当時も今も(残念ながら)変えられることのない自分の認識。
 
同時に、「俺の若い頃は…」という枕詞の後に、自分の経験を武勇伝のように語り、他の人がなぜそれが出来ないのかを考えることの出来ない人は想像力が乏しいな、という見方をするようになってしまっている。
もちろん、自分の見方が間違っていると感じさせられることも大いにあるわけだけど。
ま、件の枕詞の後に、自分の経験と、今話している対象の方の状況を想像しつつ、解決策を提案してくれたりするのなら歓迎するんですけどね。
自分の経験上、枕詞の後にそういう二の句を継いでくれる上司は一人しかいませんでした。
 
自分の働く職場は幸いな事に、役職に就くためには最初のステップだけだが試験を受ける必要があるので、ある意味では選択的に出世の階段を登ろうとするか否かを自分で選択できる。
まだ数年しか働いていないが、幸いなことに、すぐ上の上司の方はボンクラの自分から見ていても明らかに仕事が出来ると感じる方ばかりだった。
ただ、その人達の働き方を自分がするのは無理だな、とも日々感じながら仕事をしていたのも事実。
 
なんか長々と書いてしまったけど、言いたいこととしては、自分としてはフランス人のように週35時間しか働かなくても望む成果を出せるように、それも心地よく働けるようにマネジメントしてくれてる上司が理想だってこと。
今のところ、自分が今の組織でそれが出来るという実感も構想も全然ないので、ものすごく他力本願だけど、そういうマネジメントができる上司に出会いたいというのが今の望み。
そういう上司に出会えたら自分も他の人にそういう生活を送ってもらえるように、出世の道を目指すかも…
 
最後に、これは本当に皆に望むことだけど、仕事で悩むことは大事だと思うけど、心身を壊してまでするようなことは無いと思う。
特に、仕事を苦に思って死ぬようなことは本当に止めてほしい。
どんなに周りに迷惑をかけてもいいので、死ぬくらいなら堂々と逃げてほしい、というのが自分の願いです。

www.naotoyamamoto.jp