読了「東京ルームシェア生活」
最近話題のシェア生活のあれこれが赤裸々に描写されたエッセイスタイルのコミック。
実は私も筆者と同様にシェアハウスで暮らしているので、
「ある、ある」「わかる、わかる」と共感しながら読んでいた。
筆者はこれまでのべ7人とシェア生活を送ってきたと最後に書かれているが、本書で描かれているのは女性3人がシェアハウスを始めようとして、家探しから始める様子のみが描かれている。
筆者が異性と暮らしたことがあるのかは分からないが、私自身は異性とも暮らしているが、異性と暮らしていても銅製だけで暮らしていても基本的にはあまり変わることはないんだな、と本書を読んで感じた。
一緒に暮らす相手のキャラクターによってどのような生活が送れるのかは変わってくるのも同様なのだろう。
本書を読んでいて、他人と暮らし始めるという点で、仮に2人でのシェア生活は結婚や同棲と距離感が近いのかもしれないが、3人以上での生活となると相手との距離感は少し異なるのかな?と読んでいて改めて感じた。
本書ではシェア生活にピリオドを打つシーンは描かれておらず、私自身まだその経験はないのだが、長くシェア生活を営んでいると周囲によく懸念されるようなシェアメイト間でのトラブルはあまりないものの、最近では「シェア」という暮らし方に対する法制度上の問題点を感じることが最近ではよくあるので、いずれ機会があればその辺も書いて行きたいと思う。