Airbnb、近隣からの苦情を民泊のホストに伝えるってよ。

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この記事、コメント見るとネガティブな意見が多いけど、
Airbnbってゲスト、ホストの相互評価システムだから、
評判の悪いホストの所には泊まりたくないだろうし、
評判の悪いゲストは受け入れたくない、
という所に落ち着いていく気がする。

今はこれまで日本で見えていなかった需要が可視化されて、
それに合わせてどんどん供給がされている状態。
その過程で軋轢が生じているだけで、
心からホスティングを楽しんでいて、
その対価を得ている人もいれば、
メッセージのやり取りやホスト宅のルール説明など必要なことを丸投げしているホストもいるんだと思う。

生業としてのホストも、職業としてのホストも、
どちらもマイナス評価を受けない様に気を配るんだろうけど、
前者は高い評価を受けて生き残っていくと思う。

今回は近隣の人がホストに対して懸念を伝えられる様な改正らしいけど、
近隣の評価も可視化されるようになれば生き残れるホストは更に絞られてくるんじゃないかな?

それよりも、これだけ宿泊需要が増えているのが目に見えていて、
現状それに対応できるツールの一つなのにこれだけネガティブな反応が起こるのも面白い。
もちろん民泊にも正負様々な側面があるけど、
観光需要に頼らなくても食うに困らないってことでもあるのかな?
観光で食ってる欧州で顕在化されてる宿泊需要があるのに、
近隣トラブルが多すぎるから民泊禁止、ってのは想像しにくい。
交流人口が増えることによる懸念よりも、
自国民の食い扶持が減る方が社会不安は増大する気がするし。

なにより、需要があるとわかった以上、
Airbnbだけを禁止(仮に民泊自体を禁止)した所で、
誰かが抜け道を見つけてまた同じようなサービスを始める気がする。

そう考えると、現在生じている懸念に対して対応を考えて、
行動に移してきたAirbnbはやっぱり他のサービスに比べて一歩先んじていくように思う。